Windows 10 Enterprise がそっとupdateされている。(VLSC2016/05)

企業で一定の契約(Microsoft EA契約など)で、Windows Client OS の SA権(要は最新のWindows を使ってもいい権利)がある場合、専用ダウンロードサイトにWindows 10 Enterprise Edition のISOイメージが提供されており、これにアクセスできます。
企業管理者は、これを利用してクライアントPCに Windows 10 Enterprise の導入ができる訳ですが、2016年5月26日時点で以下の状態になっています。(updateがリリースされています)

・Windows 10 Enterprise
このエディションでは次の 2 つのダウンロードが利用可能です。
1. Windows 10 Enterprise (2015 年 7 月リリース)
2. Windows 10 Enterprise バージョン 1511 (2016 年 4 月更新)←という記載
    リリース日2016/05/26(Firstリリースは2015年11月:省略して15-11)
<説明文>
Windows 10 Enterprise バージョン 1511 (2016 年 4 月更新) は、Windows 10 Enterprise バージョン 1511 の Current Branch for Business バージョンです。このバーションには、バージョン 1511 (2015 年 11 月リリース) 以降の Windows 10 に関するすべての更新プログラムが含まれています (セキュリティ更新プログラムおよびセキュリティ以外の更新プログラムを含む)。

 一般公開では、Professional版などで Insider PreViewにて2016年5月27日、Windows 10 Insider Preview ビルド14352を、ファーストリングを選択したPC向けにリリースしたようです。

実際に、公開されたISOイメージを確認したところ、以下のような状態でした。

Windows10Ever   バージョン 1511(ビルド10586.164)

Windows 10 は公式アナウンスとして、OSバージョンは10で終わりといわれており、「10」はただのブランド名になっています。
実際のバージョンはこの場合「1511」であり、ビルド番号がマイナーバージョンとなっているようです。

参考:http://ascii.jp/elem/000/001/082/1082981/

レジストリを確認してみたところ、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion
BuildLab=10586.th2_release_sec.160223-1728

手元のProfessional(5/28update済)の場合、
BuildLab=10586.th2_release_sec.160422-1850

でした。シスアドの皆様にはご注意を推奨いたします。

<注意>この情報は、2016年5月29日時点でのものとなります。

 

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Microsoft HPC Pack で Head Node リストが煩雑になってきた場合の対処法について(ゾンビHead Nodeが消えない):更新あり

Microsoft HPC Pack を利用して、High Performance Computing 環境をActive Directory環境下で使用している場合、意図せずしてHead Nodeが乱立し、接続したいHead Nodeがわかりにくいことがあります。特に検証用という名目のクラスタがゾンビのごとく残るケースがよくあります。

今回のTipsは、このようなゾンビHead Nodeを削除する方法です。

<要点>
・HPC Pack はActive Directory 必須の仕組みであるため、「Active Directory ユーザーとコンピューター」に情報が登録される。

<対処法>
・コンピューターオブジェクトの拡張属性である『MicrosoftComputerCluster』属性を削除する。(あるいは、コンピューターオブジェクト自体を削除する。)

<注意点>
・ゾンビHead Nodeが実在する場合(当然HPCpack除去済み)は、拡張属性のみを削除する。
・既にドメインから除去されている場合は、コンピューターオブジェクト自体を削除する。
・DNSレコードにはゴミが残っていますが、影響はありません。(ここだけ掃除してもゾンビHead Nodeは消えません。)

<手順>
1.HPC Pack コンソールで、「ヘッドノードの選択」を選び、ゾンビHead Node を確認します。

HPC201605-0

「別のコンピューター」を選ぶと

HPC201605-2

3台のHead Node が見えますが、SV-CCCC が今回のゾンビとします。

2.(ドメイン管理者が行う作業!)ドメインコントローラーで「Active Directory ユーザーとコンピューター」を開きます。

HPC201605-3

「表示(V)」メニューを展開し、『拡張機能(V)』を有効にします。

HPC201605-4

ゾンビHead Node(この場合は SV-CCCCCC)を探し、展開します。

HPC201605-6

コンピューターオブジェクトに 『MicrosoftComputeCluster』属性が紐付いていることを確認します。(これが、ゾンビ表示の根拠となります。)

<対処1>『MicrosoftComputeCluster』属性を削除
→拡張オブジェクトの上で、右クリック-「削除」を実施する。

<対処2> コンピューターオブジェクトごと削除
→コンピューターオブジェクトの上で、右クリック-「削除」を実施する。

3.状態の確認-HPC Pack コンソールを再起動し、「ヘッドノードの選択」を選び、ゾンビHead Nodeが無くなったことを を確認します。

HPC201605-1

これにて作業終了ですが、面倒な点はドメイン管理者の手を借りる必要があることです。

2016/05/19 初版

以 上

 

【2016/7/13 追記】

何かのアップデートにより、現在では最新のWindowsUpdateを適用した後のWindows OS(2012R2 ServerおよびWindows7)では、リストが出なくなっているようです。(誰か中の人がこのブログ見たのかなwww)

 

 

 

Microsoft SQL Server がLinux で動く日がキタ。

Microsoft社のブログによれば、とうとうデータベースシステムの中核を担うSQL Serverが、Linuxプラットフォームに向けたリリースを出してくるとのニュースが飛び込んできた。

SQL Server といえば、古くからWindows Onlyの製品であって、私もMicrosoft SystemManagementServer 1.0を使いたいがためにSQL Server 6.x をはじめて導入したことがあるくらい古くからあるものだ。

企業シスアドには、なんだかわからないけどなんらかのサーバーアプリを使おうと思ったら、一緒に買わなきゃいけない使い方のわからないパッケージといったポジションであった。(いまだにそうかもしれない(笑))

しかし世の中がインターネット中心になって、ウェブサービスによる様々なデータが蓄積されるプラットフォームとして、当たり前のように裏方で大活躍しているSQL Server の存在を知る人は、今回の発表を驚きのまなこで見ているに違いない。

これからは、一般の人々に伝える機会があったら、「なんだかわからないけど、クラウドの裏方を支えるデータベースのSQLっていうServerソフトが、Microsoft Azure だけでなく、非Windowsの数々のウェブサイトの裏方にまで波及していくかもしれないってことだよ。」とはしょってるけどいうことにします。
http://blogs.microsoft.com/blog/2016/03/07/announcing-sql-server-on-linux/

2016年2月20日(土)開催
Japan ComCamp 2016 powered by MVPs
参加登録受付中ですよ~~♪

ComCamp 

 実はもうすぐなのですが、Microsoft社からMVPを受賞しているスーパーテクニシャンズによる巨大勉強会イベントが 開催されます。全国 8 都市、札幌、東北(仙台)、東京、名古屋、北陸(金沢)、大阪、岡山、福岡で開催予定で、という

「Japan ComCamp 2016 powered by MVPs」

というお祭りです。

見所につきましては、公式サイトの丸写しで恐縮ですが、

 主に IT 技術者を対象に、DevOps IoT、マシンラーニング、IaaS SaaS など旬なテクノロジーを、 各地域の技術コミュニティのメンバーがわかりやすく解説します。約 60 におよぶ最先端の技術セッションは、 初級から上級、また開発者の方でももちろんお楽しみいただける内容になっていますので、 北は札幌から南は福岡まで、皆さまお誘い合わせのうえお近くの会場にお越しください!

   公式サイトリンクはこちらです→ https://technet.microsoft.com/ja-jp/mt637807

まずはお気楽で結構ですので、参加登録をお願いしますね。

【お願い】大阪会場と東北会場に大勢でレッツゴー!

 

Microsoft HPC Pack 2012R2 update3 が公開されて、Linux 計算ノードがサポートされました。

とうとう、Windows環境で High Performance Computing を実現している 『HPC Pack』に、2012R2 update 3 がリリースされました。今までのこのお得なソフトウェアは、Windows環境のみで動作していましたが、世においでのHPC研究者の皆様には、Linuxでない計算ノードなんてと一蹴されていたこともありました。
だがしかし!今回のupdateでは、オンプレミスの計算ノードにLinuxをサポートするという「文句を言わせない」機能が追加されました。
(Azure上のLinuxサポートはupdate2からだったそうです。えへ)

以下のリンクから、ダウンロードして試してくださいね。(現時点では Public Previewです。ご注意ください)

http://connect.microsoft.com/HPC/Downloads/DownloadDetails.aspx?DownloadID=59044

あと、Microsoft Azure 上でリリース済みの HPCサービスである「Azure Batch」も当然対応済みです。
これは伸縮自在のクラウドベースHPCコンピューティング環境ですが、ここでバーストして、オンプレミス(要はローカル環境)からMicrosoftクラウドへ計算をドカッとさせちゃう機能です。
楽しそうですね♪  あとでさっそく試してみましょう。

詳しい続報は、Microsoft Blog (佐々木さん)がまとめてくれる予定ですので(オイ)ご参照ください。
http://blogs.technet.com/b/ksasaki/

 

Windows Server 2012/2012R2 上で、「ディスク クリーンアップ」が欲しい!

Windows Server 2012/2012R2 上で、「おや、ドライブの空きが足りないわ。」といったちょっとしたきっかけがあったとき、今までお世話になった「ディスク クリーンアップ」が見当たらないので、慌てることがあります。

いくら「検索」で探してもデフォルトではいません。実行ファイル名は「Cleanmgr.exe」です。(9/4スペル修正しました)

さぁ、管理者ならPowerShell で追加しましょう、というかインストールする必要があるんです。

Power Shell を起動し、以下のコマンドレットを実行します。

Add-WindowsFeature Desktop-Experience

PS0

PS1 じわじわっと進みます。

PS2 (注意)再起動を要求されます。

再起動後、以下のようにドライブのプロパティー画面が変わります。

↓<もとの状態>
DRIVE
↓<再起動後>
DRIVEafter

「ディスクのクリーンアップ」ボタンを押すと、動きました。(2012の場合)

DRIVEafterCleana

あーすっきりしました。

<9月4日追記>

でも、2012R2ではプロパティ画面にはでてこず、「スタート画面」に出てきてました。(アー焦った)

ちなみに、「DesktopExperience」はセット物のため、以下のツールが同時にインストールされます。
DRIVEafterCleana01
・PC設定
・Snipping Tool
・Windows Media Player
・サウンドレコーダー
・数式入力パネル
・文字コード表
・規定のプログラム
・ディスク クリーンアップ  ←(目視確認したものですよ)

厳密には、PowerShell でなくとも、「役割と機能の追加ウィザード」で『デスクトップエクスペリエンス』で追加できます。
でも、Adminらしく PowerShell でお願いしますね。

詳しくはここに書いてあるようです。英語ですのでご注意ください。

https://technet.microsoft.com/en-us/library/dn609826.aspx

特に、「設定」-「検索とアプリ」-「検索」で、『オンライン検索にBingを使う』スイッチが規定でONになってますので、OFFにしておくほうが何かと面倒が起きなくてよさそうです。(理由は書きません。)

 

Windows 2012R2 で WSUS4.0へWSUS3.0環境から移行してみたら落とし穴あった!

Microsoft Windows Server といえば、企業ユースのサーバー用OSです。
このOSの機能の一つで、企業内のWindows PCへのupdate配布をコントロールする機能があり、WSUS (Windows Server Update Services)といいます。
これは、企業内のすべてのWindows PCが勝手にインターネットのMicrsoftサイトに直接updateをもらいにいかず、社内の指定されたサーバーに問い合わせて、管理者が許可したupdateをそこから受け取り、自分の適用状況を報告するという管理者にはうれしい機能です。
このWSUSの機能が、Windows2008世代の WSUS3.0 から、Windows2012世代のWSUS4.0に昇格しています。
世の中的には従業員のPCのOSはWindows8.xが登場してもWindows7が主流であったためあまり意識していなかったこともあり、いまいちシステム更新に至っていませんでしたが、Windows10配備が見えてきた現在ちゃんと構築しておこうと思い立ちやっつけてみました。だがしかし、罠が待っていました(号泣)。

1.親WSUSサーバーと、子WSUSサーバー(ダウンストリームサーバー)を構築する際の落とし穴(WSUS4.0に限らず)
親SUSサーバーの「コンピューターグループ設定」は自動で継承されるが、「オプション」設定の内容は自動的に継承されない。
画面上ではWSUS管理コンソールにダウンストリームサーバーが構築後ぶら下がり始め、その後親コンソール上で作成したコンピューターグループが同期後に子に反映されるため、『お利口さんだなぁ』と油断すると「オプション」設定の内容は子に反映されず、個別設定になっていることに気づかないです。つまり、親サーバーでWSUS-P1

このような「コンピューター」(コンピューターをグループに割り当てる方法~)の設定もデフォルト(上)のままとなり、グループポリシー制御したい場合(いや企業だと必須でしょう)、困ったことになります。
現象としては、子サーバーコンソールで、「割り当てられないコンピュータ」グループにPCが入れ込まれ、親サーバーコンソールでは行方不明になることもあります。
 対策:管理コンソールの「オプション」設定は、親と子の両方を必ず設定しましょう。

2.<重要>グループポリシーで「イントラネットの更新サービスの場所を指定する」設定が変わってます!
 (その1)ポート番号が8530,8531に変更されてます!
WSUS-P2
WSUS3.0以前の設定では、WSUSサーバーとクライアントPC間の通信プロトコルが、デフォルトでは通常通信のポート80,443でしたが、WSUS4.0では突如8530,8531に変更されてます。これ結構びっくりしました。だって、いつまでたっても情報が管理コンソールに上がってこないんですよ。
http://blogs.technet.com ←詳しくのってます。香取さんありがとうございます。
ちなみに、https://technet.microsoft.com/ja-jp だとちょっと間違いが残ってるみたいなので、混乱しますから先の香取さんのBLOGを見てください。
要するに、
・Microsoft Siteと通信をする親サーバーは、80,443を基本ポートで動作するけれども、
・イントラネット(社内)の親サーバーと子サーバー間および、すべてのWSUSサーバーとクライアントPC間の通信は、80,443ではなく、8530,8531に強制デフォルト変更されているわけです。
対策:上記の画面のように、サーバー名の後ろにポート番号8530(または8531)を付記する。

ポートが変わっても、サーバーが自動的にクライアントに伝達し、勝手に設定されるとうっかり信じていたばかりに気が付くのに3日かかっちゃいました。あほですね。

(その2)イントラネット統計サーバーの設定を更新サービスのサーバーと同一にするべき。
「イントラネット統計サーバーの設定」を「更新サービスのサーバー」と同一にしておくと、レポートのトラフィックもWSUS間のみで制御されるため幸せになりますが、SIerによっては「親サーバー」に直接向けてしまう構築を仕込む人もいるようです。これはたぶん私と同じ罠にはまったなどの理由から、直接レポート形式を採用したと考えられますが、別の副作用も発生します。
それは、企業内でWEB Proxy Server運用を実装している場合、IEの設定を頼りにクライアントPCが適用結果データをhttp(s)で投げる際、proxy経由で投げることになり、結果Proxy Serverに負荷がかかるということです。これを確認するには、WSUS管理画面のコンピューターグループに入った中央ペインで、カラム「IPアドレス」を表示してみるとよくわかります。Proxyは優しく使う必要がありますから、注意しましょうね。
とりあえず、Windows Server 2012 R2で WSUS4.0を今まで通りで作ろうと思ってもうまくいかなかった思い出話として、記録しておきました。

2015/8/11 初版